さわやかな風が心地よい5月末の一日、もみじは約４年ぶりの「ふれあいピクニック」を行いました。コロナウイルス感染症の流行によりこれまで長い間センター外への外出は控えてきましたが、この5月より新型コロナウイルスが5類に分類されたこともあり、実に久しぶりのピクニックを行うことができました。
　今回は、ご利用者・家族3組、スタッフ5名の計11人と少人数での開催となりましたが、みんなこの日を心待ちにしてくださっていて、『さいだいじ緑化公園』での一日を楽しく過ごすことができました。

　午前中は、緑の美しい園内に出て、「パラシュート」を楽しんだり、園内を散策してまさに見ごろに咲き誇るラベンダーやアジサイの花を観賞したりしました。
　お昼からは室内で過ごし、利用者さん・家族、スタッフとで一緒にランチを取りながら、もみじやご家庭での様子など色々なことをみんなで話し、交流をしました。これまでご家族同士がこうした集まってお話をする機会が持てない状況が続いていたこともあり、お話しは尽きることがありませんでした。
　午後は、「ブロック倒しゲーム」をしました。ボールをバドミントンのラケットで打ち、積み重ねられた発泡スチロール製のブロックを倒すというゲームです。利用者さんやご家族は、一点でも多く得点をゲットしようと張り切って、和気あいあいとした雰囲気の中盛り上がりました。

　今回、久しぶりにご家族に参加していただくピクニックを開催することができ、親子での触れ合いや、ご家族同士の交流ができたりとみんなで楽しめる機会を持つことができて、本当に良かったと思います。次回は、もっと多くの利用者さんが参加してくださり、さらに盛大に開催できることを願っています。